【加計学園問題】加戸守行氏と加計学園そして安倍総理の関係とは!?



現在日本中が注目している加計学園問題の行方。

渦中の人物はもちろんですが、テレビでは放送されないニュースや、愛媛県前知事である加戸守行氏の暴露とも言える発言にも大きな関心が高まっています。

加戸守行氏のプロフィール

加戸守行プロフィール

生年月日:1934年9月18日生まれ(82歳)
出身地:関東州 大連市(旧 満州)出身
職業:1957年に東京大学法学部を卒業後に文部省(現、文部科学省)へ入省し、1970年からは文化庁1988年には文化庁大臣官房長に就任。1999年に愛知県知事選に立候補して当選後は2010年までの3期、12年間の知事職を務めています。

加戸守行氏のこれまでの経歴

加戸氏は1957年に東京大学 法学部を卒業されています。
大学を卒業後は文部省に務められ、1970年からは文化庁に配置転換されています。
この文化庁での職務はとても長く、1970年7月~1974年6月 文化庁 著作権課長として任期中は著作権に関わる国際会議などにも頻繁に出席をされています。

●1983年6月~ 文化庁部長に就任し、10月には文化庁次長に昇進。
●1988年 文化庁大臣官房長官
●1989年 辞職。

省庁を辞任後は日本芸術文化振興会の理事長や、日本音楽著作権協会(JASRAC)の理事長を務めるなどされています。
1999年より12年間愛媛県知事を務める


出典:http://www.sankei.com/images/news/170615/plt1706150006-p1.jpg

経歴などもしっかりされており、長年働いていた省庁をなぜ辞職したのか?この辺りについて少し調べてみました。

加戸守行氏が1989年に文化庁官房長官を務めていたにも関わらず、辞職した背景にはあの世間を騒がせたリクルート事件が大きく関わっていました。

リクルート事件とは?

リクルート事件とは、当時川崎市に支店を出す計画を持っていたリクルート社が便宜を図ってもらえる見返りとして、リクルート社の関連会社であるリクルートコスモス社の未公開株、およそ1億円相当を当時の川崎市の助役へ譲渡した事から始まりました。

その後、新聞記者が調べた結果、中曽根元総理をはじめ、竹下登元総理、安倍晋太郎(当時の自民党幹事長、現総理安倍晋三氏の実父)、宮沢喜一元総理、森喜朗元総理、橋本龍太郎元総理、小渕恵三元総理、などそうそうたるメンバーたちおよそ90人が助役同様にリクルート社より株券を譲り受けていたことが発覚し、大スキャンダルとなりました。


出典:http://livedoor.blogimg.jp/pikkerun-betaone/imgs/9/0/90b7b0ce-s.jpg

この事件では江副浩正リクルート社会長が自身の政治的地位や財政課での地位を高めるために“賄賂”としてリクルートコスモス社の未公開株をばら撒いていたことが分かっており、国会で証人尋問を受けた宮沢喜一氏は「秘書が自分の名前を利用した」と、秘書の責任だと発言して現在でも語り継がれています。

この事件によって加戸守行氏は責任を取る形で文化庁を辞職しています。

加計学園問題についてMBSの『報道特集』番組内インタビューで文部科学省 前事務次官の前川喜平氏が加戸守行氏が委員になることは総理より直々に指名があったと答えています。

安倍総理と加戸守行氏そして加計学園は繋がっている!?

獣医学部は約半世紀にわたって新設が認められてこなかったという背景があります。

しかし、鳥インフルエンザなどが猛威を振るったことによって安倍総理が自ら主導する形で国家戦略特区制度を利用し、2017年の1月に今治市に獣医学部を新設することができるとして加計学園が選出されています。


出典:http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/__icsFiles/afieldfile/2014/12/31/20150101souri.jpg

一方で、加戸守行氏も同番組のインタビューに答える形で獣医学部誘致の想いを汲み取って安倍総理より教育再生実行会議委員に任命されたという認識は無かったと答えています。

先の前川前事務次官のインタビューでは、教育再生実行会議の場で加戸守行氏が唐突に獣医学部の新設について2度ほど話をしていることも打ち明けています。

加戸守行氏は教育再生実行会議において、特区で提案しては却下されている獣医師の問題について、「総理の言葉を借りて硬い岩盤も愛媛県という小さなドリルでは穴が開かないため、実行会議の大きなドリルで大きな穴をあけて欲しい…。」そう述べています。

…これはいったい何を意味するのか?

加戸守行とはどのような人物なのか?

そもそも加戸守行氏とはどのような人物であるのか?
かつて県立学校の教科書採択の場において、注目されていた歴史教科書に各方面から賛否両論がある中、「扶桑社がベストだ」と加戸氏が発言したことで、知事の教育への介入だと注目を集めました。


出典:http://prt.iza.ne.jp/kiji/politics/images/170712/plt17071208050007-p3.jpg

更には愛媛県内で自民党県議が飲酒運転の疑いで現行犯逮捕された際には当時知事であった加戸氏が「適切ではなく遺憾」として重大では無い認識を持っている事を発言したほか、この事件より2年後には県によって定められた県立病院内全面禁煙に対し、県知事であるトップの加戸氏自らがその規則を守らなかったことが発覚。

その理由として、“灰皿があったから”という理由で喫煙していたことを認めています。

昭和の時代の出来事であるならば、かつては問題が無かったであろうことを平成も既にン十年と進んでいる今、昭和のままのスタイルで突き進んでいるという印象を受けてしまいます。現在既に82歳と高齢であることからも、なかなか現在の世間の風潮に合わせることが難しいのか…。

加計学園と加戸守行氏

なぜ加計学園と加戸守行氏が結びついているのか?そしてなぜ、国会の審議の場に於いて、証人尋問を受けているのかについても調べてみました。

そもそも何が悪くてこの加計学園問題で安倍総理が問題視されているのか?この問題は火に油を注いだ形となった安倍晋三の妻である安倍昭恵氏が絡んだ森友学園と混同されてしまっている方も多いのではないでしょうか?

森友学園問題とは?

森友学園問題とは、森友学園が国有地を買い取って小学校の新設を行う計画を立てていました。

それだけであれば何ら問題とはなりませんでしたが、内容の異なっている3通の契約書を作成し、国土交通省には最も金額の大きな契約書を提出し、さらには障害児童数によって交付される大阪府の助成金を不正に受給、幼稚園元PTA会長も長女が支援の必要な児童として無断で補助金の申請を提出されたと提訴しています。


出典:http://www.kake.ac.jp/message/president.png

森友学園の一連の問題の中で最も大きく取り上げられたのが国有地売却を財務省が8億2千万円も値引きを行って売却をしていたこと。

そして、構想段階で現総理大臣の妻である安倍昭恵氏が名誉会長に就任していたことが大きく取り上げられ、問題がグレーのまま安倍首相や妻昭恵氏の町人喚問も実現していないままうやむやな状態になっています。

加計学園問題では

森友学園問題では主に、現総理大臣である安倍晋三氏の妻の安倍昭恵氏が大きく関与しているであろうと連日報道がなされていました。

しかし、今回の加計学園に関しては安倍晋三現総理大臣と加戸守行氏が大きく関わっているのではないかとして大きくクローズアップされています。

どちらも学校の新設に関する問題であり、安倍氏が関与していることから、一般の人の多くが森友学園と加計学園に関して混同してしまっているのではないでしょうか。

加計学園問題は安倍晋太郎総理と、その友人である加計孝太郎氏が理事長を務めている加計学園が、これまでどの大学でも50年もの間認められることがなかった獣医学部の新設が、加計学園に認められたことで大きくクローズアップされる事となりました。

周囲からは50年も認められてこなかった獣医学部の新設が突然、総理の友人の経営している学園が認められたとなれば、それまで懸命に新設を訴えてきた他の学校関係者や、獣医師不足に関して国会に認めてほしいと尽力を尽くしてきた人にとっては“なぜ?”と感じても無理はない感じがします。

更にはこの獣医学部を新設するにあたり、教育再生実行員会を発足させ、その委員を安倍総理より直々に打診された加戸守行氏が会議の場で唐突に獣医学部新設に関して話を2度も行ったとなれば、周囲は安倍総理の友人への便宜を安倍総理と加戸守行氏が行っていたのでは?と騒がれても仕方がないように思います。

加戸氏は安倍首相が加計学園の理事長と友人だと言ってたら10年もしくは5年は出来ていたかもしれないと発言したことで、首相としての圧力も加わっているのではないかとして、より疑惑が深まった印象を与えてしまっています。

真相の多くはまだ語られておらず、積極的に学校新設に貢献しようと加計学園理事が動き、その理事長の友人が総理だった事で話が歪んで伝わってしまうのでは少々残念な印象も受けますが、そうではなかったとしたら…

どちらにしても加戸守行氏の今後の発言にも大きな注目が集まるのは間違いなさそうですね。



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